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FBA利用のススメ
せとり・転売をするなら、原則としてFBAを利用することをオススメします。
FBAのメリットは以下のとおり
特に新品せどりをするなら、FBAは必須と言ってよいと思います。
自己発送のススメ
自己発送は自己発送でメリットがあります。私もFBAと自己発送を使い分けています。
自己発送のメリットは次のとおり
・送料の差額を取れる
Amazonで書籍を販売すると購入者は250円の送料を支払いますが、実際の送料は250円以下におさまることが多いため、その差額を取ることができます。メール便で発送できる本ならば、自己発送の方が利益は大きくなります(発送の手間がかかるので単純な比較はできません)。
・倉庫保管料がかからない。
ロングテールの商品だと、長くFBA倉庫に預けておくほど毎月保管料が発生します。ランキングの低い自分の蔵書などであれば、出品登録だけしておいて、売れたらラッキーという戦略も可能。
・無在庫販売(非推奨)
確実に入手できるものならば、注文を受けてから仕入れることで物販ができます。
ただしこれはAmazonの規約違反ですのでやめましょう。
規約違反になるだけでなく、Amazonで発注を受けてから海外へ発注して、仕入先で在庫切れだった場合、顧客から「非常に悪い」の評価を受けることになります。これがつづくとどんどん評価が下がります。
→無在庫販売(用語集)
もっともお得な配送方法
自己発送で書籍を送る場合の、もっともお得な発送方法の選択方法を以下に示します。
①厚さ2cm未満⇒問答無用でメール便(80円~160円)
自己発送の基本はメール便(ヤマト、佐川)です
→メール便(用語集)。
②厚さ2cm以上⇒1kg未満ならゆうメール(旧冊子小包)
ゆうメールの送料を見てみましょう。
重量 | ~150g | ~250g | ~500g | ~1kg | ~2kg | ~3kg |
---|---|---|---|---|---|---|
ゆうメール運賃 | 180円 | 210円 | 290円 | 340円 | 450円 | 590円 |
③1kgを超えてしまう⇒レターパックライト(350円)
厚さが2cmを超えており、重さが1kg超の場合は、郵便局のレターパックライトです(詳しくはレターパックライト(用語集)。かなりの厚さ、重さのものでも発送できます。
→レターパック(郵便局)
④レターパックライトに入らないなら...
④-a 2kg未満⇒ゆうメール(1~2kg:450円)
④-b 2kg以上⇒レターパックプラス(500円)
または、運送会社の個々の契約料金(以外と安い)とを比較して安い方で発送してください。
自己発送のまとめ
2cm未満⇒メール便
1kg以下⇒ゆうメール
1kg超⇒レターパックライト(350円)
レターパックライトに入らない、かつ2kg未満⇒メール(1~2kg:450円)
レターパックライトに入らない、かつ2kg以上⇒レターパックプラス(500円)
佐川急便のメール便
佐川急便にはメール便が2種類あります。
飛脚メール便(外部リンク):
3辺合計70cm以内・重量1kg以内。 3~4日かかる。
機械を使ってチェックしているので、厚さではじかれる。
厚さではなく3辺合計寸法なので、厚みのある本を送るのに有利。
重さ | 料金(税込) |
---|---|
300g以内 | 160円 |
600g以内 | 210円 |
1kg以内 | 310円 |
飛脚ゆうメール(外部リンク):
縦34cm・横25cm・高さ3.5cm・重量3kg以内。5日程度以内
トラッキングできない。
重さ | 料金(税込) |
---|---|
200g以内 | 110円 |
500g以内 | 160円 |
1kg以内 | 285円 |
2kg以内 | 315円 |
3kg以内 | 435円 |
FBA倉庫への発送
運送会社、郵便局と契約するのが一番安いと思われます。
私は佐川急便とヤマト運輸で相見積もりをとって佐川と契約しています。
ヤマト便に関しては私は利用したことがないので、ヤマト便に詳しい執筆者を募集します!
→ヤマト便(外部リンク)
納品先(Amazonセラーセントラルから転載)
Amazonのセラーセントラルは本当に使いづらいです。
納品先を見つけるのも一苦労です。納品先をヘルプサイトからさがすには、セラーセントラルのキーワード検索で、"納品先"と入力して4番目にヒットする"配送・経路指定要件"のページの下の方にあります(以下転載)。
納品元住所 | 販売商品の種類 | 納品先FC |
---|---|---|
東日本 | 本、CD・レコード、ビデオ・DVD、PCソフト、TVゲーム(TVゲーム以外の大型商品も対象に含む) | 小田原FC |
服&ファッション小物、シューズ&バッグ、ジュエリー、時計 | 川越FC | |
大型商品 | 川島FC | |
上記以外の商品(例: おもちゃ&ホビー、ヘルス&ビューティー、ホーム&キッチンなど) | 小田原FC | |
西日本 A 西日本 B |
本、CD・レコード、ビデオ・DVD、PCソフト、TVゲーム(TVゲーム以外の大型商品も対象に含む) | 小田原FC |
服&ファッション小物、シューズ&バッグ、ジュエリー、時計 | 川越FC | |
大型商品(本、CD・レコード、ビデオ・DVD、PCソフトを除く) | 大東FC | |
上記以外の商品(例: おもちゃ&ホビー、ヘルス&ビューティー、ホーム&キッチンなど) | 堺FC(西日本 A) 鳥栖FC(西日本 B) |
amazonフルフィルメントセンター(FC)の情報(転載)
名称 | コード | 住所 |
---|---|---|
Amazon 市川FC | nrt1 | 千葉県市川市塩浜2-13-1 |
Amazon 八千代FC | nrt2 | 千葉県八千代市上高野2036 |
Amazon 川越FC | nrt5 | 埼玉県川越市南台1-10-15 |
Amazon 芳野台FC | hnd1 | 埼玉県川越市芳野台3-5-1 |
Amazon 川島FC | hnd3 | 埼玉県比企郡川島町かわじま2-1-1 |
Amazon 常滑FC | ngo1 | 愛知県常滑市セントレア4-11-3 |
Amazon 堺FC | kix1 | 大阪府堺市堺区築港八幡町138-7 |
Amazon 大東FC | kix2 | 大阪府大東市緑が丘2-1-1 |
Amazon 鳥栖FC | hsg1 | 佐賀県鳥栖市弥生が丘3-1-3 | Amazon 小田原FC | FSZ1 | 神奈川県小田原市扇町4-5-1 |
代引きについて
よくネット上で、"ゆうちょの口座を持っていれば代金引換が利用できます"という記述がしばしばみられますが、間違いです。
ゆうちょの口座を持っていなくてもだれでも郵便局の代引きは利用できます。
送金方法 | 3万円未満 | 3万円以上 |
---|---|---|
通常振込(振替口座) | 120円 | 330円 |
電信振込(総合口座or振替口座) | 525円 | 735円 | 普通為替 | 420円 | 630円 |
この表をみてもらうとわかりますが、振替口座という決済用の口座を持っていると圧倒的に代引き手数料が安くなります。
送金手数料は
電信振込(総合口座or振替口座) > 郵便為替 > 通常振込(振替口座)
なので、ゆうちょの総合口座を持っていても屁のつっぱりにもなりません。
※為替というのは金額の書かれた領収書みたいな紙切れです。為替が送られてきたら、それを身分証と一緒に郵便局へ持っていくと現金に替えてもらえます。
現実的には、Amazonは代引き手数料を315円しか請求しませんので、本などを代引きで買われると赤字になります(上の表は送金手数料であり、さらに代引き手数料250円が請求されます)。
総合口座しかもっていない出品者(自己出品)が、代引きで受注した場合をメール便(80円)と比べてみましょう。
【メール便】
送料 -80円
顧客払い込み送料 250円
→ +170円の差額がとれます。
【郵便局代引き】
送料 -290円(ゆうメール)
代引き手数料 -250円
送金手数料 -420円(為替)
顧客払い込み送料 250円
顧客払い込み代引き手数料 315円
→ 565円 - 960円 = -395円(持ち出し)
メール便との差は565円です。本の利益なんて簡単にふっとびますね。伝票を書いて郵便局にいって、さらに為替を現金化するのに郵便局に行ってということを考えると、手間も金も余計にかかるので、代引きはまったく割に合いません。
高額商品がメインで振替口座を開くならまた話が別ですが、500円程度の薄利多売でも出品されている方はセラーセントラルの出品者用アカウントで代金引換を無効にしておくのが無難でしょう。